ついにレモンにも春が??

つい先日例のブリーフマンヒロキ(仮)と遊んでいた時の事。
ワシのケータイ(リモコン?)が鳴った。
運転中だったのでヒロキに電話に出てもらったが、車内にレモンのバカデカイ声が響き渡った。
『あッちゃん、俺、やったよ。とーとー俺の時代がクルヨ。』
まだレモンは夢の中で寝ぼけているのだと2人で笑っていた。
いつものことだ。
いつも1番先に寝て、一番最後に起きる。
そしてみんなにどやされながら用意をし、忘れ物が無いか念入りにチェックする。
これがレモン。
だけど、このときはいつも以上に濃かった。
『あッちゃん、俺、今度バイト先の女の子と焼肉行くヨ。それも2人だよ、2人。で〜とぉダヨ。』

レモンの過去を知らない読者の為に解説しよう。
レモンは過去に1度だけ●カノ、イ●ワ●、シ●●ウと言う美女3人と4人だけで焼肉に行った事がある。この時が線香花火でいう落ちる間際の悪あがき的な人生で1番良い時だった。

『今度は騙されナイヨ。2人だよ、フタリ!めっっっっっっちゃカワイイねん。』
『芸能人で言うと小倉ありす、イヤ、チガッタ、小倉優子ゆうこりん!』
『今まで出会った女のコなんて比べものにならないヨ』
『身長は俺より低くて151センチ、あっちゃんの好きなオッパイは大きくもなく小さくもなくメッチャいい感じ』
『でねでね・・・・・』
ヒロキとワシはうっとおしく感じて、ゲームで鍛えたヒロキの親指によって騒音に終止符をうった。
レモンよ、いい加減にせぇ!