旅立ち〜第一章 純愛〜

あれは何時の日だろう…


『オレ、○大に行くこと決めたから』

『明日(の入学式)、○崎も居るから』

『うぁ〜、めっちゃ彼女欲しいわ』

『長○神社同盟』

『フンコロガシ同盟』
『ビブレカード』

『オレは一生、一人だぜ』

『オレの初体験はハンガリーだぜ』

『ノートガール』

『アップル通信』

美竹涼子等身大ポスター』

『イレ○ン』

『オイ、○崎、オレはな…』


挙げたらキリが無いほど名珍言を生み出した。

正直、一番努力していたのはこいつだ。

モテる為なら焼肉も奢る。

それでいいと思う。

儂が口を出す事では無い。

また一人、遠い世界に旅立ってしまう。

さようなら、レモン
そして帰らぬ日々よ

何となく

このシーンが頭を過ぎる。


今までは『○○さん』だったのが、今回のデートから『△△』と名前を呼び捨てにする。

帰りのコンビニで
『今からオレと・・
ホ・・ホ・・
ホテル行くぞォ!!』


○○さんがアミューズメントホテル行きを了解した直後に処女で無いことが発覚


そこで処女と思い込んでいたレモンに混乱が襲う

そこに○○さんの彼氏を乗せた○○さんの兄貴が運転するハチロクトレノが到着…
(頭文字D26巻参照)


つまるところイツキと重なる。

読んだ人間なら分かると思うが、イツキだろ。

後半はネタだけど、何と無くこんな流れを作りそうな気がする。

真紅の2シーターオープンX−90に彼女を乗せてデートしたらいいのに。
2シーターの程よい狭さが2人の距離を近付ける。
世間様の雑多な出来事が、車内の2人にはまるで風が吹いたかの如くちっぽけなことに感じれるだろう。
それぐらい2人の距離を縮めるよ。
パンクすれば、交換してカッコイイところを見せてあげなさい。
交換中に○○さんが寝てしまったら、その唇を奪いなさい。